連日の強風が落ち着いた2月9日、大潮、新月、上げ3分〜満潮まで。
久々のタイラバに心躍らせつつ、真冬の脂がのり始めた鯛を求めて、この日も小船で海岸沖の岩礁〜砂地のところへ。
前年の記憶をたどり、水深15mの岩礁で反応の良かったシリコンネクタイのブラックカーリーから1流し目。
すると、いきなりコンコンっとノックされ、そのままフッキング。
あれっと考えているうちに2匹目も続いて、活性が高いのか?、、、と。
落ち着いてと自分に言い聞かせ、鯛を締め血抜きをしていると牡蠣の殻?みたいなものがお腹から出てきて、初心に戻り観察。
海苔?フジツボ?も混じっているし、海老やら蟹など底地のものがいっぱい出てきて、なるほどっと。
これはゼブラが有効だと信じて、オレンジかレッドのマジカーリーしかないと着底後に10〜15巻きを徹底して底地攻め。
水温も12℃ぐらいだったので、巻き速度もデッドスローを意識して巻いているとヒットが続き、無双状態に。
着底ドンっというのもあり、次々に釣り上げる鯛にすれないことを祈りつつ、バタバタっと5、6匹。
しかし、時合はやっぱりここまで。
鯛も少し浮き始めて、2時間アタリなしで心が折れ始めカラーチェンジを繰り返しだし迷走状態に。
こーなると魚探とにらめっこが多くなりますが、空を見上げてると知らぬ間に曇り空。
鯛は底から3〜6mぐらい浮いた反応ばかりだったので、レバーを締めてフォールを遅くし、少し目立つ?のではと考えてピンクのマジカリーjrにシリコンネクタイカーリーのレッドグローの半分カットをつけて丁寧に巻いてみました。
すると、予想的中でモゾモゾした前あたりからの早掛けで50サイズを追加し、モチベーションも復活。
やはり冬はゆっくり巻きで、ネクタイが細めかつ小さめが自分の中では有効のように感じます。
結果、その後も小さめのアタリが続いて何枚か追加したところで潮止まりになり納竿でした。
今回は活性が良いほう?だったですが、冬のタイラバは遅めの巻きでも有効なマジカーリー、そしてシルエットが小さめのjrに頼る機会が多くなりそうです。
出港する前は海苔パターンかと考えていたところ、鯛のその日の好みに対応できて、つつ抜けが達成でき大満足でした。
寒さ厳しい真冬の瀬戸内タイラバでは、どんな状況にも合わせられるようにカラーも種類も揃えておくことの初心に戻れて良かったです。
無双、迷走、復活、と楽しいタイラバを今年も続けていきたいと思います。