秋のシビアな真鯛にシングルカーリーが効く!? 『ハとへ』セッティングに注目!!
お馴染みアングラーの大西さん(@ohnishi_japan)が、秋のタイラバのレポートを書いてくれました！
ぜひご覧ください！
活性の低い、秋の関西～瀬戸内タイラバ攻略
9月に入り真鯛の活性も一旦落ち着きはじめてた頃、明石海峡、和歌山加太、瀬戸内小豆島と秋の鯛ラバに行ってきました。
どこの海域も状況はよく似ていてて、なかなか難しい…。
真夏のハイシーズンほどの釣果が出ず、活性の下がった真鯛がなかなか口を使わない状況もあり、あの手この手で巻いてきました。
私は色々な状況に合うネクタイとして、大き過ぎず、小さ過ぎず、しなやかによりソフトに動く“シングルカーリー“を選びます。
今回は、このシングルカーリーを使用した秋のタイラバ攻略についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。
朝マズメ攻略
いわゆるチャンスタイムのネクタイ選びですが、陽が上りかけた薄暗い時間帯は、蛍光色のネクタイを選ぶようにしています。(※蛍光オレンジやつぶつぶオレンジなど)
薄暗い間は水中でモワーッとひかり、真鯛にネクタイの存在を気付かせてくれる発光の強いシングルカーリー“蛍光オレンジ“。
そんなネクタイで真鯛にアピールすると….
早々に50UPの良型真鯛がヒットしました！
ネクタイを目立たせてヒットさせたいので、ヘッドはあえて無垢やトーンの低いものを選ぶことが多いです。
朝マズメに上手くハマってくれました。
2枚潮や濁り攻略
晩夏から初秋特有の2枚潮や濁り。今年は特に濁りが強く苦戦しました。
潮の大きい時は海がまだら模様になることもあり、真鯛にネクタイは見えてるのかなぁと。
目視出来るほど濁りがキツイ・・・。
濁った時はヘッドも明るいものを使い、仕掛け全体を目立たせてて真鯛に気づいてもらいます。
濁った時によく使ったのが2STEP TG TYPE2の“蛍光オレピン“
2STEP TG TYPE2蛍光オレピン＋シングルカーリーオレンジゼブラの早巻きでヒット！
この日は早巻きとリグのセッティング(シルエット)がキモでした。
また、深場ではレッドゼブラとのセッティングで良型真鯛！！
食い渋った真鯛もシングルカーリーの“しなやかな“動きに我慢出来ずにバイトしてきます。
赤色は深場では黒く写ると言われていますので、シルエットがでて好アピールしてくれました。
ただ、シングルカーリーは比較的厚みの薄いネクタイになりますので、濁った時の波動でのアピール力や、釣座によっては真鯛へのアピールが他のアングラーより気薄になり釣り負けることもあります。
そこで波動、アピール力を補う為にシングルカーリーを2枚付けるなど工夫しています。
『ハとへ』で、シングルカーリー2枚付けセッティング
ここで私が良く使うシングルカーリー2枚付けのセッティング『ハとへ』を紹介します。
まずは『ハ』セッティング。
定番のセッティングで、ネクタイを向かい合わせに重ねてとめます。
2枚のネクタイが水流でハの字に広がり、波動で真鯛にアピールしてくれます。
濁った時や、浮いた反応の時にも効果的で、STARTタイラバ製品の替ユニット“トリプルフックカーリー“のネクタイセッティングはこちらになりますね。
定番のセッティングで良く釣れます。
↑可愛いチャリコですが『ハ』セッティングにヒット！
もう一つは『へ』セッティング
こちらは2枚のネクタイを重ねてとめます。
2枚のネクタイの波動でアピールしつつ、やや食いが渋いときや底ベタ反応の時に良く使います。
2枚が重なっているので、真鯛もバイトしやすいのが良い点ですが、重なっている分ややアピール、波動は低めになります。
シングルカーリーのしなやかさを残しつつ程よくアピールが出来るのが特徴ですね。
↑良型真鯛が『へ』セッティングにてヒット！
実はこの２つのセッティング、カラーも自由自在、自分の好みで組み合わせを作ることができるので、状況対策しつつアピールカラーなどをいれてオリジナルカスタムでユニット作成ができます！！
↑ピンク好き必見のピンクsk＋ピンクゼブラ！
ある程度厚みの有る素材で“強波動アピール“も有効ですが、2枚付けはあえてしなやかな素材のネクタイを組み合わせ、波動を作り出しアピールすることできます。
もちろん釣果あってのカスタムですが、自分の気に入ったカラーのカスタムで真鯛が釣れるとタイラバの楽しさ、嬉しさ倍増ですね。
タイラバに出掛けましたら、STARTシングルカーリーの2枚付け『ハとへ』を一度試してみてください。
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